沖縄のお正月は本土と違って、旧暦の正月も祝う。

沖縄のお正月は、1月1日元旦のお正月以外に旧暦の1月1日も祝います。

今年2019年の旧暦の1月1日は2月5日です。

それと、ほとんど知られていませんが、旧暦の1月16日もあの世のお正月

として祝うそうです。

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目次

沖縄の新暦のお正月

沖縄の新暦のお正月は、本土と同じ1月1日です。

大晦日には、沖縄そばの年越しそばを食べお正月を迎えます。

沖縄そば

沖縄そば

おせち料理は、豚肉がメインでお雑煮はソーキ汁を食べます。

お屠蘇には、泡盛を酌み交わすそうです。

ソーキ汁

ソーキ汁

沖縄の旧暦の正月

2019年の旧暦の正月は、2月5日。

この日は、まだ夜が明ける前、家族で一番年少の男の子が井戸や泉から

水を汲み上げてきます。この水を「若御水(ワカウビー)」と呼び

飲むと、健康・豊年・幸せが訪れると信じられています。

男の子が汲む若御水は、霊水としての力が増すと信じられています。

そのため、昔は高く売れたそうです。

旧暦のお正月は、主に糸満市で盛んにお祝いをするそうです。

かまどや、仏壇・神棚には黄・赤・白の色紙を重ねた上にミカンや

ダイダイを乗せ、塩を添えて飾ります。

色紙の色には、それぞれ意味があります。

黄は、黄金で富を意味し、赤は血で健康を意味します。そして

白は無垢で開運を意味するそうです。

十六日際(ジュウルクニチー)

ジュウルクニチーはあの世のお正月として、家族でご先祖様を供養します。

お正月には帰らない沖縄県人も、この時だけは帰省する方も多いそうです。

お墓参りをし、豪華な料理を墓前に供え皆で食べる風習が残っています。

十六日際

十六日際

琉球王朝時代、元旦から15日まで城内でお正月行事を執り行い、16日に故郷に

帰るも、父母は他界し年頭の辞を墓前で述べたのが十六日際の始まりとされています。

沖縄の方たちは、ご先祖様に感謝をし大事にする人たちなんですね。

見習わないといけませんね!